629、スペシャライゼーション♪

splast-1.jpg
プロフェッショナルとは・・・今回改めて思ったことのひとつであるが、「まるで何もしていないような、完璧さ」であると思うのだ。たとえば伊東俊介が東の絵を複写してくれたこと。画集になった東の絵をみるときにそこにカメラマンの個性など介在しない。しかし、初期のとても重要な段階で、東の絵をもっとも完璧に複写するという技術のすべを伊東は成している。スキャニングなども同様だ。印刷においても、築山万里子がそのトークショーにおいて何度も口走った「ガクさんが、小さな絵を描いたみたい」と思わせてしまう、印刷クオリティの高さはいわれなければ気付かないほどに自然で美しい。そして、今回の展覧会。池田ともゆき氏による会場演出は、そこに遊女たちがたたずむべくしてたたずむように配置されている。来場者が自然に遊廓をさまよう得るようにいざなう。花。片桐家元の活けた花もそうだ。花は、生きているにも拘らず、花を殺したり、邪魔したりしない。絵を生かすために、花がそっと在る。すべてにおいて、東の絵がいちばんに目に飛び込んでくるように完璧に仕立てられた画集であり、展覧会であった。そして、東を主役にした629というイベントが今年は最も、「まるでなにもしていないように見える大勢のわたしたちのプロ仕事」となったことを8年目にして改めて誇らしく、嬉しく思うのです。

気がつけば、夏。

 絵が描きたくなった!?

ガクさんがいつもいうこと。
「俺の展覧会の感想でいちばんうれしいのは、
自分も絵が描きたくなったといわれることや・・・」

こちらは、イラストレーター&アーティストの友人・上田バロンさんの
かわいいかわいい娘さんが、展覧会のあとに送ってくれた「感想絵」です。
パパが絵が大好きだと、娘さんも絵が大好きになるのね。
こんなにも上手に描けるのねえ!!!
小さな女の子の目に、絵師のガクさんはこんなにも
ニコニコと映っていたのね。そして、女の人に囲まれて
サインをしている姿まで・・・。こんな小さな女の子の目に
夢を贈ることがちょっとでもできたのかな、と
すごく嬉しくなって、バロンくんに御願いして掲載させてもらいました。
葵依(あおい)ちゃん、どうもありがとう!!
これからも応援してね!!

aoi.jpg
絵/上田葵依(あおい)ちゃん
(上の画像をクリックすると、別画面で大きい絵が開きます)

 レポートのご紹介です

みなさま、こんにちは。
「『629』レポートを紹介してしまおー」のコーナーがやってまいりました。担当は188@システム部やまわきです。よろしくお願いいたします。

629_link8.jpg

今回ご紹介するのは、受け付けにスタッフとして入ってもらった、まおちゃんのレポートですよ。初日2日目3日目最終日と、4日フルの盛りだくさんな内容になっております。
まおちゃん、どーもありがとーヽ(´ー`)ノ

 世界いち、美しい展覧会。

sp42-oiran.jpg
sp43-kasa.jpg
so44-yukata.jpg
sp45-washida.jpg
sp45-tengoku.jpg

 「629」最終日ダイジェストです

みなさま、こんばんは。
188@システム部「ウラ629ブログ」担当のやまわきです。

本日もどんどんスタッフ目線に偏った「629最終日ダイジェスト版」を作成しました。さらにさらに長いのでお時間のある方のみご覧くださいね。

 「629」3日目ダイジェストです

みなさま、こんばんは。
188@システム部「ウラ629ブログ」担当のやまわきです。

本日も非常にスタッフ目線に偏った「『629』3日目ダイジェスト版」を作成しました。また長いのでお時間のある方のみご覧くださいね。

※ うっとこには1個だけ、「遊廓」の中の写真を入れてしまいましたー。
  「絶対ネタバレしたくないねーん」ちう方は、見ないほうがいいかもです。

 3日目は有名人もぞくぞく!!

みかです。きょうは、かなふぇのご両親が福井から娘の活躍はどうだ??と心配そうに、大阪までやってきてくださいました。おみやげに憧れだった福井の「焼き鯖」のおすしと、なすのやいんげんやじゃがいもの煮物などをクールバックに入れて、それから、福井の地酒やらおかしやら・・・どうもありがとうございました。どうでしたか?娘さんの働くこの展覧会の場・・・ふぇ、ちゃんは輝いて見えたでしょうか、おとうさま・・・!!!といいつつ、明日はうちの両親が因島からやってくるかもしれんという状況で。きょうは188卒業生のえいくんファミリーなどもきてくれて、やっぱり629はこういう場だなあ、と実感。
sp39-gaijin-1.jpg
と、いいつつも朝からぞくぞくと、こんなかんじで外国人の方も多く、「ぼくも絵をかきますが、この人はじょうずですね」とほめていただいたりしました。
sp37-morita-1.jpg
この方はどなたでしょう?このでっかいめがねは・・・?そうです、インテリアデザイナーの森田恭通さん。今回はたいへん協力してくださったのですが、きょうは東京で「人間ドック」に入っていたというのに、「学ちゃんとこにいかなくては!!」・・・と飛行機を手配して、大阪に飛んできてくださったのです。森田さんが扇子を買ってくださって、学さんにサインをしてもらっているという不思議な状況発見。
sp38-hayashi-1.jpg
こちらは、15歳の天才画家の林俊作くん。このヘップでもライブペインティングをしたことがある男の子で、面白い絵をかくのです。学さんとも面識があるけど、照れて、とくに何もしゃべっていなかったので、わたしがどうだった?ときいたら「ヘップのイベントにはよくくるけど、今回のはちょっと変わっていて、すごく面白かったです」といってくれました。また千日前のアトリエにもあそびにおいで~っていって、名詞をわたしたら、俊作くんの爪には絵の具がついてた。「あ、さっきまで絵を描いていたから・・・」
そうです。絵は、毎日かくものです。1日書かなかったら、5日分下手になるって・・・学さんもトークショーでいっていました。
sp40-sain-1.jpg
きょうは「グッズお買い上げの方には、サインを」という企画が現場で巻き起こっていたので、がくさんはひっきりなしにサイン、です。とてもきれいな字でかっこいい。これは貴重品です。サイン企画は明日もあるかも・・・
sp-41-kazumi.jpg
7時すぎには神戸の親友たち。かずみ&きみこの登場です。かずみは店終わり、きみちゃんはオペラおわりで急いでかけつけてくれました。やっぱりこのふたりは神戸でセレブな空気が漂っています。例によって和美の超ソプラノヴォイスが「きれええええ」とHEPに響きそうだったので、なんとか制しました。

まだまだあるのですが、ここでは会場の風景をあえて掲載しないことに、裏ブログのやまわきちゃんと約束をしたので、今回は来場者にスポットをあててみました。さて、明日はいよいよ「629」です。


主催

株式会社 188 アサヒ精版印刷株式会社

共催

HEP FIVE

協賛

株式会社モリサワ

特別協力

PARCO出版 株式会社ポスターハリス・カンパニー

ブログエントリー