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現代アート作家(新聞女) / 西沢 美幸 取材文掲載 サンケイ新聞夕刊「創人たち」vol.19 〜新聞女。 ごみから生まれたオートクチュール。〜 取材・文=村上美香 写真=須佐光浩 |
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サンケイ新聞夕刊コラム『創人たち』 19回目 新聞女。 ごみから生まれたオートクチュール。 現代アート作家(新聞女) / 西沢 美幸 「新聞女」出現!というけったいなニュースを耳にした。若い女性が五、六人、大阪の梅田や難波の橋の上などで服を脱ぎだし、ブラの上からビスチェでも着けるように古新聞を体にくるくる巻く。ホチキスや粘着テープを使って、トップやスカートを成形していく。十分ほどで華やかな古新聞ドレスが完成。見学していた若者たちも、楽しげなパフォーマンスに「私も着せて!」と参加する。街で噂の「新聞女」。もう、目撃しました?この「新聞女」の仕掛け人が西沢美幸さん。か〜なりテンションの高い女性。が、話してみると素敵なコンセプトを持っていることがわかった。「現代アートはとっつきにくいでしょ?でも、多くの人に作品を見てほしいなら作家がもっと表現を噛み砕くべきなんです。ほら、赤ちゃんに、お母さんが御飯を食べやすく咀嚼してあげるように…。だから作品を身につけて自分から街に出て行くの」。で、でもそんな格好で街を歩くなんて「新聞女」は一体何がしたいんや?「世界中の人をハッピーにしたいんです。新聞女を見た人が、一日一回でも多く笑ってくれたら幸せな気分になると思うから」。美術学校を卒業後、ファッション系の企業で十数年間も服作りに携わっていた。街のモードも一流デザイナーのオートクチュールも、自分の仕事もしっかり見つめてきた彼女がたどり着いた理想の表現方法が「新聞女」。現在、34歳。おばあちゃんになっても「新聞女」を続けたいと朗らかに話す。人をハッピーにしたいと願うアート活動が、街角のあちこちで花を咲かせている (フリーライター 村上美香 188.j p) プロフィール 関西女子美術短期大学在学中、現代芸術家・嶋本昭三に師事。卒業後、グンゼ産業株式会社で、ファッションブランド「NOVA」「plume−dor]のデザイナーを12年間務める。平成9年、関西空港エアロプラザ現代芸術展で優秀作家に選出されて以降、数々の賞を受賞。今年6月には神戸フェリシモ美術館「天才アーティスト発掘展」で、天才アーティストに選ばれた。新聞女パフォーマンスや個展は各地で展開。現在も「新聞女」は、週に数回街に出没している。 |