アングラ、と呼ばれる演劇が流行した時代。私達はまだ小学生や中学生や高校生で、四国や九州や瀬戸内海のどこかに育ち、東京のどっかの地下劇場で行われていた寺山修司やら横尾忠則やら、くまさん(=篠原克之)やら、唐十郎やら、麿赤児やら、天井桟敷やら状況劇場やらを知る術もなかった。大人になって、演劇を見るようになり、演劇の「宣伝美術」という仕事をするようになってから、多くの先輩に「アングラ」と呼ばれた時代の甘美な武勇伝を耳にして、リアルタイムでその時代を呼吸できなかったもどかしさを何度も覚えた。
そして、ここにきて、ポスターハリスカンパニーの笹目氏による、願ってもない仕事の依頼がきたのである。彼のアングラポスターコレクションを1冊の巨大な本に仕上げるというプロジェクト。装丁は、東 學しかいない、と指名してくださったのだ。東でさえ、憧れを抱いていた、横尾さんのポスターやら、宇野亞喜良さんのポスターやらが、アングラと呼ばれた時代の空気をそのまま連れてやってきた。ああ、この時代がここにあるなあ・・・と。と、同時に、ああ、この時代、というものを今の私たちは本当に創れているのか、という問い。デザイナーを目差す方には、本当に買っておくべき本であると自負できる。
■「ジャパン・アヴァンギャルド-アングラ演劇傑作ポスター100」
■2004年6月刊行 PARCO出版
■編集/カマル社 + ポスターハリス・カンパニー
■装丁/東 學(188) ◎判型/A3正寸(297×420mm)
■頁数/120頁 ◎価格/5,040円(税込)
私が今でも、心の中のベスト1と思っている「日本三文オペラ」という芝居があります。開高 健の原作。大阪城周辺に現れたアパッチ族のお話。12年前に京橋のテントで始めてみて、そんころは芝居を仕事にするなんて思わなかったころで、ドキドキして、大好きで、それから芝居が大好きになって、そして12年たっていま、こうしてパンフレットや宣伝のコトバを書いている・・・こんなに嬉しいことがあるだろうか・・・って感じなのですよ。南河内の内藤さんの言葉をマジかでじっと聞いて、彼が今なにを思い、なにを伝えたがっているかを懸命に探り、彼の思いを最大限に生かせるように文章を綴っていく。そしてパンフやチラシなどの宣伝物ができあがり、本番が始まる。今日ね、私は、12年前と同じ、いちばん前のどまんなかで観たの。いちばん前のどまんなかでしか感じれない空気があるから。かっこよかった。やっぱり大好き、と思ったよ。今年は大阪城にホント縁があるなあ、と思いながら・・・こんなに芝居に入り込む1週間があってもいいんではないか、と思う5月です。チケットには若干余裕があるようです。ご希望の方は、村上まで連絡ください。
■5月23日(日)まで。毎日午後7時スタート。※20日は休み
■大阪城ホール ウルトラマーケット
魔生天生、第二夜・・・が明日です。明日は、女拓家YOKOちゃんとのコラボ。東がなにを描くのか、さっぱり私は知らないのですが、いまもリハーサルに行っています。かなり本気モードです。気合入っています。村上が受付におりますので、突然、みたい!!と思った方は、当日券をご用意させていただきます。ぜひ、お越しください。
東がまったく絵を描けなくなった時期がありました。今から五年ぐらい前のことです。絵を描けなくなった東をみているのはとても心苦しく、私たちは、以前の会社のすべてをリセットすることを決めました。あのときの、あの判断が少なくとも間違っていなかったのだ、ということを、今日は強く感じた、とても有意義な1日だったと思うのです。ここまでやっとこれたね、という感覚かなあ。自画自賛、です。東はかっこよかった。テッシュー氏も、めちゃくちゃかっこよかった。彼らを支えてくれたスタッフのなんとも愛らしく、一途で、頼もしかったことか!!(ありがとねー)。第二夜は来週。YOKOが、めちゃくちゃいいプレッシャーを感じてたなあ。YOKOと東のコラボは、私も全然内容わからんねんけど、きっと、ええ感じになるとおもうなあ。夏には、こんなスゴイ人と二人展をやる私は、ますます緊張してきたのであります。第一夜にいらしてくださった方、ありがとうございます。第二夜は、来週の土曜日15日です。チケットは当日でも大丈夫そうです。これは、見ておいたほうがいいぞ、私は心から思うので、おすすめ。
学さんのライブペインティング、明日です。私の手持ちチケットは、おかげさまで売り切れました。今日は、ボランティアの学生さんたちが、ライブのお土産づくりに188にやってきて、作業をしてくれています。めっちゃかわいい。明日がいい思い出になるといいな。さて、当日券のお問い合わせについては、以下にご連絡を!!早めにきてくだされば、なんとかなると思いますよ。
■06-6946-6112
■行き方→京阪OR地下鉄天満橋駅4号出口徒歩10分
大阪市中央区釣鐘町2-1-7 都住創センター