きのうはそぼふる千日前。しとしと雨のなか、私の大好きな着物姿のおねえさんがギャラリーにかけつけてくれた。絽の黒い着物に、うちがわの白い着物を透かせて、しとしと。粋なんですよお。ほんまに。いつも見惚れてしまうほど。いつか着たいなあと思いながら。このギャラリーで小さな落語会でもしましょうよと話す。落語のなかに艶笑話、というものがあるらしく、それを、学さんの絵に囲まれたこの空間でできるとええねえ~って。大人のそうした、大劇場ではできない小遊びができるとええねえ。そうなのだ。千日前という場所に縁あって、この場所、地べたにギャラリーなどをつくったその責任感は、この千日前という土地が次たのむで~といってるような責任感なのかもしれない。ついこのあいだまで、寄せ小屋が立ち並び、芸事の聖地であったこの界隈。いまのパチンコ屋がすべて昔は寄せ小屋だったと思うと、なんや、さみしいやないですのん。舞台や芸能ごとになぜか関わってきたことと、この千日前・坂町に住んでいることの両方は、なにやってくださいよ~という天と地からの必然を感じる今日このごろなのでありますなあ。
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