明石屋さんまさん主演の舞台「小鹿物語」が、8月いっぱい東京で行われた。大阪公演は残念ながらなかったので、これは観ておかなければ、と東といっしょに東京に向かった。いきなりだが・・・舞台の宣伝美術というのは、ばくちのようなものである。あたり、はずれがでかい!!!!!!

ここのところ、週に1本レベルで舞台のビジュアルをつくりだしている東学ちゃんであるが、舞台の宣伝美術のお仕事というのは、舞台本番の半年から3ヶ月ぐらい前に発注されるお仕事でして、その頃はまだ、当然のように脚本ができてないのが常なのだ。タイトルと、キャストしか決まっていない。タイトルしか、決まっていない。タイトルさえ変更するかもしれない・・・レベルはざら、だ。その段階で、プロデューサーや座長と話しながら、チラシのイメージを決めていくわけなのですが、今回の「小鹿物語」は、おおいに変更された。見事に、チラシのなかで打ち出した「ベニスの商人」のイメージは本番の舞台でみじんも現れず、舞台上で、なませ勝久さんが、「チラシのイメージとはまったく違う舞台ですみません」と誤ったほど・・・だった。ま、学ちゃんだってこういうときもあるさ、ってゆうか、はじめは「ベニスの商人」が脚本の中にでていたのだから仕方ないよね・・・ま、そんないろいろを乗り越えて、パンフの売れ行きはさすがによくなかったらしい><が、小鹿をデザインした学ちゃん制作のTシャツは大人気。最後には予約販売の勢いだったらしい。で、肝心の舞台は・・・というと、数年前の「七人ぐらいの兵士」に負けないほどのよい舞台でした。今回も、東京にいながら、大阪・千日前が舞台となっていたから、わたしとしても思い入れは深い。舞台中にくりひろげられる、さんまさんのひとりトークの長さもよい感じだった。うわあ、ここまで私事を舞台のなかでいうんだあ、とこちらがどきどきさせられる。共演のなませさん、山西さん、八十田さんはすべて、元・そとばこまちの役者さん。関西勢というか、かつていっしょに舞台をつくってきた関西の仲間が、こんなにも大きな舞台で楽しそうに活躍されていることを誇らしく思うばかり。それにしても、打ち上げやオフの状態での、さんまさんの細やかな気づかいや、テンションの高さは目をみはるものがあり、ただ、ただ、46時中楽しませてもらっているという感じになる。すごい男は・・・すごいねえ。