長崎堂のブランド「黒船」の立ち上げにあたって、荒木志華乃さんからコピーを依頼されたのが3年前。カステラの工房に伺って、いくつかのコピーライティングを提案させていただいた。メーカーの社長夫人であり、パッケージデザイナーでもある志華乃さんは、正直な人で、思ったことをすぐ口に出さずにはいられない大阪育ちの方。

コピーの提案でも非常に緊張するのだけど・・・オープニングのコピーを何本か採用していただき、その後もずっと、「みかちゃん、あのコピー、いまもずっとわたしたちのコンセプトなの」といってくださる姿をみると、コピーが自分のもとから離れて、こんなにも大事にしてもらってる場って以外となくて、うれしいなあ、と思っている。さて、このたび、東京進出とあって、自由ヶ丘店オープンのコピーを依頼された。コピー単独の仕事をまかされるのは最近本当にめずらしく、緊張していた。うー、ここんところかなり、切り口がみつからなくていらいらしていたのだけど、なんとか、方向性がみつかって、今日、彼女にプレゼンテーションをしてきた。しげのさんは企画書のイントロをちっともみずに、わたしの顔をずっと見ている。わたしの考えを、わたしの目をじ~っとみて、うなずいてくれる。ああ、ちゃんと伝えなくては、と緊張する。うんうん、そうか、そうやなあ、ああ、ええなあ、それええなあ、わあ、おもろいなあ、わかるわあ・・・そう相槌をうってくださりながら。つづいてコピーをプレゼンテーション。10本ぐらいもっていったのだけど、わたしの想像以上に気に入ってくださった。ほっ・・・。みかちゃんのもとには、コトバが集まってくるんやな。あんた、もうしょーもないしんどい仕事してたらあかん。コトバもっと書きなさい。みかちゃん、くるしい思いをしたらあかん。ええ仕事していこや。ええなあ、コトバにちゃんとオーラがあるわ。強いな、おもろいな、コトバをな、もっともっと自分のもとに集まってくるような状態にもっていったらええ。みかちゃんのところにはコトバの方から、わたしをつかって~ってやってきてるんやて。
少し、自信をなくしていたときに。こうやって、チカラをくれる先輩がいてくれる。うれしい。
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