上海太郎さんの久しぶりの舞台だ。WANTED~指名手配~というタイトルらしく、えらく怖いチラシができあがっていて、毎日放送のMプロデューサーの話によると「封筒をあけて、驚き。こわすぎて、忘れられない」・・・とのこと。「だって、指名手配者やねんもん~」と東はその反応にご満悦の様子。
思い起こせば、上海さんとこの舞台のチラシもいくつもつくってきたなあ。私なんて、一時、カメラに凝っていた時期もあって、稽古写真とりにいったり、舞台写真をまかされて大失敗したり、なんてもともあった。でも、彼らの身体表現の緻密さと、アイデアの知的な面白さはすばらしく、まねできないのに良く真似事をしたものだ。今あれから10年ぐらいはたつかなあ。今ではすっかりパリの役者になってしまったRAKKOという女優も、実はこの劇団の出身のパントマイマーだった。パリでたくさんの役者やプロデューサーや演出家に会って、あのフィリップジャンティカンパニーからも依頼がくるほどになった彼女が、パリのアパートメントで私に話してくれた。「・・・それでもね、上海太郎はすごかった、と今も思えるねん。」 ・・・上海太郎はすごかった、を、今回の彼は、過去形なんかにしないだろうと、なぜか私には思えるのだ。 12月8日~10日まで、大阪市立芸術創造館にて。
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