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2006年08月06日

オーサカキングで、オールOK!

3年前の立ち上げ時からお仕事としてかかわっているMBSのオーサカキングが本日、最終日を迎えた。なんやかんやと現場にいけてなかったので夕方からのんびりと会場に向かった。これも新しい祭りの形だと考えれば、因島の祭りを2回、大阪の天神祭り1回、そしてこのオーサカキングをあわせてすでに4回も今年は祭りにかかわっていることになる。徹底的なプラスのエネルギーが激流のように私に押し寄せてくる。頭のなかで、家のなかで、机のうえで・・・いつのまにかくぐもっていた思考が、どば~っと外に押し出されていくような太陽エネルギー。ああ、そうかあ。岡本太郎さんの言葉にあったなあ。太陽エネルギー、それは与えっぱなしのエネルギー、芸術は与えっぱなしのエネルギー、見返りはもとめないものだと。女も与えっぱなしのエネルギー、それは無償で、さわると熱い。祭りはつくるものだ。踊る阿呆でもなくて、見る阿呆でもなくて、たぶん私はつくる阿呆になるのが好きみたい。年中舞台やら、イベントやら、コンサートやら、そういうものにかかわってきて、やっぱり、つくる阿呆なのだね。きっと。そして、夏。夏を恐れているんかなあ。夏の個展をひとつ飛ばしたのが、なにか私を駆り立てているような気もしているのだけど。でもこのしつこいほどに重なる夏の強烈なエネルギーのなかに身を置いて、自分を、無理からにでもはじけさせてみようと思ってるのは、なにかの必然があるようで。オレスカバンド・・・やったかな、女子高生のスカのバンド、かわくてかっこよかったなあ。気持ちよかったわア。ほんで、やっぱ、人に何かを伝えようとする人は、人の数倍数十倍ものエネルギーをもってなきゃだめだ。瞬間的にでもいい。数十倍ものエネルギーを瞬間的に伝えるために、普段ボロボロかもしれないんやけど、それでも、ステージに立とうとするものはそーでなきゃならん。と思う。いつも、629を手伝ってくれる劇団ファントマのA氏が、オーサカキングのメインステージの、これまたメインの司会というか盛り上げる中心的キャラクターとして、今日は最後までステージを盛り上げていて。おおお、がんばっとるなあ、とうれしくおもう。昨日も、この前も、夜おそくにうちの会社に来て、自分の劇団のチラシづくりをしていたとおもっていたのに、連日、こんなステージでがんばっていたのねえ、と。人を巻き込むパワー、人を盛り上げるパワー。ゼロか、それ以上ぐらいの、受身で前のめりなお客さんやら、そうでない人を、笑顔に変えていくチカラ。自分の中で、ゆっくりと連日、ふつふつといろんなテーマが動いていくのを感じる。まとまってないけれど、それは、確実に、こころのなかでふつふつとしていて、よい感じだ。