雨の暁斎。

sp3-kyosai-1.jpgsp4-kyosai-2.jpg
没後120年記念 絵画の冒険者 暁斎 Kyosai-近代へ架ける橋-
2008年4月8日 (火) ~5月11日 (日)
これは、いかなあかんでしょう。って、ずっといってて。明日で終わりというギリギリになってしまいましたので今朝、早朝から平成の浮世絵師・東先生と共に、京都国立博物館にいってまいりました。9時半の開館にあわせていったのですがすでに大勢の来場者。日本画、おそるべし人気です。かつて、こんな状況があったでしょうか。知らないだけかな。日本の絵師の展覧会を観にいくのに、日本の現代絵師とつれだっていくというのはとてもラッキーでたのしい。昔の絵師たちのゲノムを、この男はどのように受け取りながら、驚き、触発され、リスペクトし、なにを持って帰るのだろうといろんなことを考えながら、わたしはいつも、若冲や、暁斎をみる、アズマガクを取材しにいっているようなもの。うおおおお、わああああ、と子供のようにはしゃいで、いわゆるテレビの取材でみるような学術的なコメントはいっさい言ってくれないのだけど、どこに反応しているかはすぐわかる。「おもしれ~」「ひゅう~」などと、擬音を連発。雨のなか、早朝から出てきたのにはやくもテンション最高潮であった。こうやって日本画の息吹を受け取りながら、また時代に残すあたらしい1枚をこの人は生み出そうとしてるんやなあ。博物館を一周してからはそわそわと「みかちゃん、帰るぞ」・・・。はいはい、絵が描きたくなったんやね。

主催

株式会社 188 アサヒ精版印刷株式会社

共催

HEP FIVE

協賛

株式会社モリサワ

特別協力

PARCO出版 株式会社ポスターハリス・カンパニー

ブログエントリー