東 學 墨画集『天妖』制作日

墨の女の息吹くまで

ある絵師と、涙もろいプロフェッショナルたちの本造りBLOG

07年5月、パルコ出版より初リリース!!

刺繍屋くにちゃんの登場です♪

画集の表紙は、豪華な刺繍となるらしく・・・刺繍といえば、やはりこの人。629のTシャツづくりでもお世話になったし、作品展でいろいろバッグなども買わせていただいたことのある、長野刺繍の長野ちゃんの登場です。
kuri-1.jpgkuri-2.jpg
前に、ガクさんのかいた墨絵の「虎」を、Tシャツのわき腹に蛍光グリーンで刺繍してもらったことがあり、そりゃ、かっこよかった!!!いまの刺繍は、コンピュータがかなりかしこいので、たいていのことはやってくれるらしいのだけど、ガクさんの絵みたいなのは、筆の流れ、みたいなものが絵にたいへん影響してきているものなので、コンピュータでほい、というわけにはいかんらしく、こまかく絵を、運針でひろっていって、虎の毛なみを再現したり・・・たいへん苦労してくださった経験がある。なので、今回も、「鳥の羽」を再現してもらうべく依頼をしたのだ。写真は、くりちゃんと、刺繍糸のサンプル。どの金色が、上品でかっこいいかな?ってところ。

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2007年09月04日 23:37  |  
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東 學 近影

【PROFILE】

東 學 gaku azuma

株式会社 一八八 所属
絵師・アートディレクター
1963年、京都生まれ。
父は扇絵師である東笙蒼。幼い頃から絵筆に親しむ。 アメリカのハイスクール時代に描いた『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。 20才でグラフィックデザイナー・アートディレクターとしての頭角を現し、主に舞台やテレビ、音楽関係などのグラフィックワークを手がける。 97年、世界的に活躍する劇作家・松本雄吉にアートワークを認められ「維新派」の宣伝美術に就任。 毎日放送ハイビジョン番組『ポートレート』の映像ディレクションにて、(財)日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞・特別賞を受賞。 03年、森田恭通氏プロデュースのニューヨーク高級ジャパニーズレストラン“MEGU”にて装飾絵画(墨絵を中心にした浮世絵シリーズ)を製作。 また、06年“MEGU”の2号店(トランプタワー店)でも装飾絵図を手がけた。 04年『ジャパンアヴァンギャルド~アングラ演劇傑作ポスター100』(PARCO出版)の装丁、 05年『林静一 傑作画集 少女編 淋しかったからくちづけしたの』(PARCO出版)の装丁。 同年、画家・鉄秀とのコラボレーションによる大型作品『麒舞羅』が大阪市長賞に輝く。 アート・ディレクターとしての活躍のみならず、絵師としての活動も各界から注目されている。

※上記内容をWikipediaに投稿しました。