東 學 墨画集『天妖』制作日

墨の女の息吹くまで

ある絵師と、涙もろいプロフェッショナルたちの本造りBLOG

07年5月、パルコ出版より初リリース!!

絵師・東學からの新年のご挨拶、です。

あけましておめでとうございます。
新年は、最新作『鬼子母神』を東京にて披露いたします。

墨に終わり、墨に明け。
大掃除もせぬまま、除夜の鐘ならぬ
煩悩の数だけ墨をすり、絵師・東學の2008年は、
スタートいたしました。正月早々から、アトリエにこもり、
大型新作『鬼子母神』を完成させました。
ここのところ仏像にはまり、弥勒菩薩のような細めの女体を描いていたのですが、
今回の作品は、従来の東らしく豊満かつ肉感的。
母神のふくよかな乳房やら唇、風になびく髪、まわりに描かれた髑髏の雲やら、
比翼鳥やらが、たっぷりと毒を盛ります。
明日(1/8)より、東京・渋谷のギャラリーにて「9日間限り」の
限定お披露目となりますのでぜひ、ご覧くださいませ。


また、この新作『鬼子母神』の制作過程を含めた
絵師・東學のドキュメント映像番組が
2月にスカパー(Sky PerfecTV! 218ch)にて放送されます。
今度は25分もある番組だそうで、私たちも楽しみにしています。関連して、
関西の情報誌Meets3月号『なんやゆうても「なんば」やで!』 に掲載、
&なんばマルイの大型ビジョン「ナンバード」でも30秒CMが放送されます。
なんば高島屋の真向かいの、あの、大型ビジョンに1時間に2回も、
作務衣姿の東が登場するというだけで・・・うそやん、って笑えます。

さて。
がんばらなあきまへんな!
がんばりますでえ!
本人は疲れもストレスもなく、絶好調です!!
本年もどうぞ、よろしくお願いします。

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2008年01月08日 18:19  |  
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東 學 近影

【PROFILE】

東 學 gaku azuma

株式会社 一八八 所属
絵師・アートディレクター
1963年、京都生まれ。
父は扇絵師である東笙蒼。幼い頃から絵筆に親しむ。 アメリカのハイスクール時代に描いた『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。 20才でグラフィックデザイナー・アートディレクターとしての頭角を現し、主に舞台やテレビ、音楽関係などのグラフィックワークを手がける。 97年、世界的に活躍する劇作家・松本雄吉にアートワークを認められ「維新派」の宣伝美術に就任。 毎日放送ハイビジョン番組『ポートレート』の映像ディレクションにて、(財)日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞・特別賞を受賞。 03年、森田恭通氏プロデュースのニューヨーク高級ジャパニーズレストラン“MEGU”にて装飾絵画(墨絵を中心にした浮世絵シリーズ)を製作。 また、06年“MEGU”の2号店(トランプタワー店)でも装飾絵図を手がけた。 04年『ジャパンアヴァンギャルド~アングラ演劇傑作ポスター100』(PARCO出版)の装丁、 05年『林静一 傑作画集 少女編 淋しかったからくちづけしたの』(PARCO出版)の装丁。 同年、画家・鉄秀とのコラボレーションによる大型作品『麒舞羅』が大阪市長賞に輝く。 アート・ディレクターとしての活躍のみならず、絵師としての活動も各界から注目されている。

※上記内容をWikipediaに投稿しました。