東 學 墨画集『天妖』制作日

墨の女の息吹くまで

ある絵師と、涙もろいプロフェッショナルたちの本造りBLOG

07年5月、パルコ出版より初リリース!!

新作「鬼子母神」製作中・・・!

週末ごとに東京のギャラリーにいき、大阪に戻ってくるとアトリエにこもり、新作を描き続けるガクさん。やっぱりすごいですね、このパワー、この男。まま、もちろん、美味しいものを食べに行くことも日々忘れてはいませんが、いまはとても「絵を描きたい」「絵が描ける」状況と環境にあるのでしょう、ストレスもなく、よい感じです。
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12月9日にスタートしたポスターハリスギャラリーでの展覧会も、29日まで。年が明けたら、一部を新作に入れ替えます。ってことで、ガクさんはいまその新作製作中。描いているのは「鬼子母神」です。ここのところ仏像~にはまってるガクさんですが、今回の「鬼子母神」は久しぶりに、「ふくよか」「まるい」女が登場します。そういえばここのところ、ちょっと線が細い女が多かったですよね。本来、女性には「ふとれ、やせすぎ」としかいわないガクさん。ヴィーナスのようにまるい女性的なラインを愛するガクさん。今回の「鬼子母神」は、たっぷり、ぷっくり、ふくよかで、大らかな女のドラマが描かれています。

「雲が、どくろになってるねん。どや?かっこええやろ?」

と。超ごきげん。

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2007年12月28日 01:37  |  
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東 學 近影

【PROFILE】

東 學 gaku azuma

株式会社 一八八 所属
絵師・アートディレクター
1963年、京都生まれ。
父は扇絵師である東笙蒼。幼い頃から絵筆に親しむ。 アメリカのハイスクール時代に描いた『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。 20才でグラフィックデザイナー・アートディレクターとしての頭角を現し、主に舞台やテレビ、音楽関係などのグラフィックワークを手がける。 97年、世界的に活躍する劇作家・松本雄吉にアートワークを認められ「維新派」の宣伝美術に就任。 毎日放送ハイビジョン番組『ポートレート』の映像ディレクションにて、(財)日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞・特別賞を受賞。 03年、森田恭通氏プロデュースのニューヨーク高級ジャパニーズレストラン“MEGU”にて装飾絵画(墨絵を中心にした浮世絵シリーズ)を製作。 また、06年“MEGU”の2号店(トランプタワー店)でも装飾絵図を手がけた。 04年『ジャパンアヴァンギャルド~アングラ演劇傑作ポスター100』(PARCO出版)の装丁、 05年『林静一 傑作画集 少女編 淋しかったからくちづけしたの』(PARCO出版)の装丁。 同年、画家・鉄秀とのコラボレーションによる大型作品『麒舞羅』が大阪市長賞に輝く。 アート・ディレクターとしての活躍のみならず、絵師としての活動も各界から注目されている。

※上記内容をWikipediaに投稿しました。